2007年03月13日
八寿子 Vol.8/2007年3月13日
春の訪れとともに、八寿子でございます。
今発売中のデラックスベツコミに『真夜中☆エクスプレス』、ベツコミ今月号に『月曜日は秘密のロマンス』がそれぞれ掲載中です。
そして、3冊目のコミックス、
『たとえこの花が咲かなくても』が今月26日頃発売されます!
2冊目『ゆめならさめないで』に引き続き、おまけページ満載!ぜひ読んでください!よろしく!!なんかもう、こうゆうのをでっかく書かないと死活問題になってまいりました!!
ところで、先日ある人から『伊賀流忍術』なるビデオを借り、「どんな内容だったか報告してくれ」との命を受けました。「ハァ忍者ねぇ」と見てみた所、なんと意外にも漫画作りのヒントがいくつも潜んでおりました。
・まず、身を隠すはずの、くノ一の衣装がショッキングピンク。
・そして肝心の忍術説明はロング(遠景)に止め、むしろ敵を仕留めた後のキメ顔をアップで捉えるカメラワーク。
・さらにそれらを、トータルわずか20分の中に収めようという心意気。
そう、いくら『伊賀流忍術』とはいえ、薄汚れた地味な衣装で、ダラダラ事細かに術を説明されては、見る側としては興ざめなのです。お客様あってのビデオなのです。キメ顔あっての忍者なのです。
漫画も同様、読者様あってのもの。基本31Pという短い中にどれだけ満足できる見せ場を作れるかが勝負なのだと、大変勉強になりました!
というわけで、
報告以上です、最富キョウスケ先生。